ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D(3DS)の展開

74.ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D(3DS)の展開

ゼルダの伝説 時のオカリナ 3Dの展開

ゲーム開始時、『ゲームモードを選んでください』と出て
二つのモードがあって『何ぞや?』と思ったけど、
右側のMaster Quest明らかに本編って感じでは無さそうだったので左側をチョイス。

早速オープニングムービーから始まったが、
妖精のナビィ視点で、3D世界を自由に飛び回っている様が初っ端から見応えあった
一回コツンと枠にぶつかるあたりがリアリティがあって面白かった。


しかし、主人公のリンク、ちっさ!!

今作のリンクは子供なのか……

ボイスもしっかり子供の声だったが、
この子が世界を救うのか……と思ったら何だか違和感だった。

あと、ゼルダシリーズってリンクがベッドから目覚めて始まることが多い気がする。

コキリの森~ハイラル城

この村に住んでいるのがコキリ族で、
コキリ族は一人につき妖精一人を連れているという設定なのか、フム……なかなかに面白い設定。


しっかしカニ歩きのミドが邪魔だ。

このミドのカニ歩きは村の音楽と共に無駄にしっかりと頭に焼き付いてしまった。

剣と盾がなかなか見つからなくて初っ端からつまづいてしまい、
村の中をずっとうろうろと徘徊していたので
なおさらカニ歩きのミドが目についてしまった…


本作では大きな宝箱を開けるのに仰々しいムービーシーンが挿入されるのが良いが、
小さな宝箱は足で蹴って開けるのが乱暴で良い印象抱かなかったな。


早速、初のダンジョンへ。

ゼルダシリーズでは通例となっているけど、体力となるライフが最初は3つしかないのが心もとない…
草や壺からよくハートが出るので死にはしなかったが、
敵から少しのダメージを受けてしまうのも回復に神経質になっていた。

穴から下に落ちたところで、少し行き先に詰まる。

探索中に何度か「○○ッピ!」と言うやつと戦ったが、
Z注目システムがうまく活かせず跳ね返した玉が敵になかなか当たらない。


ボスはなかなか変わった襲い方をするやつだったが、まったく苦戦することはなく撃破。


しかしここで自分は一つ、
うっかりとんでもない見落としをしてしまったことに後になって気付く。


そしてようやくフィールドへ出られたが、
壮大なフィールド感と音楽が心地良かったなあ。

ただ、夜になったらいきなり地面から死者っぽい敵が出てきたのは不気味だった

昼間は平和だけど夜は死者が出てくるとかドラキュラ2みたいだ。


ハイラル城下町はいかにもゼルダの世界の街という感じ。

ディズニーみたいなどこか現実離れしたハイな雰囲気が任天堂のゲームって感じだな~。

ここで、マロン&タロンが登場。

ああ……夢を見る島のマリン&タリンを思い出す……

マリンの魂がマロンにも受け継がれているのかな~と望郷のような感覚で思いを馳せていた。


ハイラル城の中庭はなかなかに緊張感あって面白かったが、一度も捕まることなく突破。


ゼルダは『まさかこの子が…』と思ったけど何だか家政婦みたいだったな…

あとインパはやり手そうだけど見た目が怖い……
いずれ敵役になるんじゃなかろうなと不穏なことを考えていた。

カカリコ村~デスマウンテン火口

カカリコ村は着いたら早々兵士からお面がどうのこうの言われたので
お使いイベントをまず終わらせる。

ここはニワトリを集めるのが苦労したなー

柵の奥にいるニワトリが捕まえられなくて、あの手この手で柵の向こうに行く方法を模索していた。


ゴロンシティではなげやりな感じだったボスが
急に『んっ?!!』となってめちゃめちゃハイな踊りを披露しだしたのが面白かったなー、
岩かと思ったら擬態していたゴロン族の設定も面白い。


2つ目のダンジョンは特につまづいたところは無かったな、
『ドドンゴの屍に赤き灯が~』の謎もサクッとクリア。


ただその分ボス戦は戦い方が分からなくて、最初ひたすら逃げ回っていた。
狭い円形の空間を何周グルグルとしたことか…

戦い方が分かってからも少しピンチのシーンも訪れたが、何とか撃破。

ハートの器を得て、ようやくライフが4つになる。


……


ん?


これって……


ここでふと、一つ思い当たることがあり、コキリの村の最初のダンジョンまで戻った。

ボスの部屋に戻ってみると、ハートの器が寂しそうにポツーン……


マジか!!


ハートの器を取り忘れたまま冒険していた!!


2つ目のダンジョン、ライフ3つのままはキツいな~とは思っていたけど
本来4つで進められるはずだったところを3つで攻略していたとは…

ライフが一気に5つになり、意気揚々と冒険を再開。

ゾーラの里~時の神殿

ここではジャブジャブ様の中に入るというのは分かってはいたんだけど
剣で切り付けてもパチンコ打ち付けても身体の隅々まで漁っても
ジャブジャブ様はピクリとも動かない。

しょうがないのでヒント映像を見てしまったが、
答えは『何だ、そんなことか…! というかそんなことが出来るのか』という感じだった。

これは見ないと分からなかったかもなあ。

魚を調達すればいいんだな?!
と、無駄に釣りイベントを頑張ったりもしていた…


3つ目のダンジョンは、これまでのダンジョンと比べて飛躍的に難易度が上がってかなり大変だった

ルトはすぐいなくなるし、一度詰まりかけたし、敵も戦いにくいやつらばかり。

ここで手に入れた新アイテムも照準が合わせにくくて扱いづらかった

触手みたいなやつや中ボスとの戦いでも大分消耗して、
赤の薬を調達するために一度戻ったりもしていたな。


しかし極めつけはボス戦だった。

赤の薬をフルに持ち込んでもあとちょっと食らったら死ぬってほど追い詰められて、何とか辛勝…

避けられない雷が飛んでくるし、クラゲのメリーゴーランドには吹き飛ばされるし、
新アイテムの照準はなかなか合わなくて変な方向ばかり向いてしまうし、
自分がしたいことに動きが伴ってくれなくてイライラハラハラしながら戦っていた感じだった。


その後、時の神殿へ向かって衝撃の展開へ。

これは全く予期していなくて驚いたなー、なるほどそういうことだったのか!!

通りで、今までのリンクは……


そして城下町の惨状は物凄くショッキングだった。

ゼルダにしてはかなりエグい攻め方をしている……
下手なホラーゲームに勝るとも劣らないダークさだった。

カカリコ村~一つ目の神殿

ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D画像2

わりとカカリコ村は普通だった。


迷いの森の音楽がこんな惨状になってもそのままアップテンポだったのは
過ぎ去った過去に思いを馳せられて、
逆に悲しい響きに感じられてしまったな。


一つ目の神殿、ここは進むのにかーなーり時間を要した

難しかったというより行くべき場所が分からないという感じで、
これまでよりググッと規模が大きくなったのもあって移動も大変だった。

不思議な感じの音楽が神殿の謎っぷりに拍車をかけて感じられる。

とあるオブジェに新アイテムを使って解く謎が一番詰まりかけた。

戦闘面ではガイコツ剣士みたいなやつに苦戦させられていたな、
かなり攻撃力が高いやつでなかなかダメージも通らないので赤い薬を消耗させられたりもした。

ここのボスも最初は戦い方が分からなくて厄介だったが、
それが分かってからは特別苦戦することはなく撃破。


この後の展開は……

正直、作中で一番切なかったシーンかもしれないな……

そういう運命だったとはいえ、望まれぬ運命の悲しさを感じた。

ゼルダシリーズらしいサラリとした表現だったが、
内心深く複雑な思いがあったんだろうなというのがうかがえる。


このあたりで思ったのだが、コキリ族……

恐らくは、『子供きり』から来ていて子きり族、コキリ族なのか……

二つ目の神殿~三つ目の神殿

二つ目の神殿への行き方を模索している最中……

初めて死んだ。


そしてそれは、あまりにも情けない死に方だった……


火山の方で、暑くて長居できないため時間のカウントダウンが始まるんだけど、
戻るのにギリギリ間に合わなくてカウントがゼロになってしまい……


テューンと入り口の方に戻されるのかと思いきや、
何とそのままゲームオーバー!!


今まで『普通に考えたら死んでるだろ』と思うようなことになっても
テューンと入り口に戻されて少しライフが減るだけで済んでいたのに、
何でここだけはキッチリ死ぬんだ!!


そして、結局肝心な二つ目の神殿への行き方も分からずヒント映像を頼ってしまった。

これもわりと進め方は単純だった。


二つ目の神殿は
一つ目以上に複雑な造りで少し迷いそうになったりはしたものの、
謎自体はシンプルで時間がかかったシーンは少なかった。

戦い面も中ボスに苦戦させられたりボスも苦戦はしたものの、初回で突破。


三つ目の神殿への行き方は赤い氷の溶かし方のところでまたも詰まってしまったが、
『これはまたあれを使う場面か!』と自ら閃くことが出来て突破。


しっかしシークは一体何者なのか、
リンクの行き先を読んでいるかのように神出鬼没で現れる。

そんな小出しで曲を教えないで一気に知ってる曲全部教えてくれたらいいのに


三つ目の神殿は
大がかりな仕掛けがあったせいか、攻略には時間かかったが作中でかなり印象深いダンジョンだった

新アイテムの使い道や多重構造をうまく活かした面白いダンジョンだったと思う

新アイテムはこれまでのゼルダシリーズでは無かったアイテムだったので、
なおさら新鮮な気持ちで謎解きを楽しむことができた。


しかし、3Dのダンジョンだとブロックを動かして道を制御するようなパズル的な謎解きの場合
(例えるならドラクエ3のエジンベアの岩パズルみたいな)
自分の行動がどういった結果をもたらすのか分かりづらいデメリットがあるな…


戦闘面では中ボスは大したことなかったが
ボス戦は長い戦いだった上にかなり苦戦した
またも赤い薬を全て使い切って、ライフがあとちょっとというところで倒せたという辛勝だった…。

四つ目の神殿~五つ目の神殿

四つ目の神殿はこれまた入り方が分からなかった。

何度炎の弓矢で無駄に頑張って火を灯していたことか!!

ここも断念してヒント映像を見てしまったが、
それで先へ進むための手段をそもそも持っていなかったことに気付く。

そりゃ進めんわ…


ようやっと中に入れたが、この神殿は雰囲気がおどろおどろしいながらも
二つの新アイテムを駆使した謎解きが面白いダンジョンだった。

これらも過去シリーズには無かったアイテムだったが、
やっぱり新しいアイテムには新しい謎解きが用意されるので新鮮な気持ちで楽しめる。

目に見えないトラップが数多く設置されているので
雰囲気も相まってお化け屋敷を楽しむような気持ちで先に進んでいた。


このダンジョンはボスの部屋に入る直前のからくりが分からなくて、
ここの突破が一番時間がかかった。

何度幽霊船?に乗ったことか……

途中でジャンプして船から離脱したりもしていた。
(その後なーーにも無くて途方に暮れてしまった……)


そしてここのボスも大苦戦

まず戦い方が分かるまで赤い薬を1個消耗してしまった。

最後は何とライフが1/4というギリギリの限界まで追い詰められての勝利!!

カタルシスは味わえたが、こんなこと毎度やっていたら身が持たん……


あまりサブイベントをこなさず進めていたので
ハートの欠片を集めている人に比べ3つくらい少なく、それも難しさに拍車をかけていた。


次の展開では、突如リンクが捕らえられてしまう。

ここは造りが複雑で、大工の最後の一人を探すのがかなり苦労した。

しかし敵を弓矢で射抜いて、「ウッ!」「ウッ!」って気絶風に表現しているけど
これ普通に死ぬと思うんだが……


そして五つ目の神殿。

もはや恒例となったシークの登場。

幻影の砂漠もやすやすと突破してくるとか
こいつもはや魔物の類なんじゃないかとすら思えてくる。


神殿はどでかい像が印象的だったダンジョンだけど、
ダンジョン自体は特別難しかった場所は無かった。

壁がスライドするのを登るところはちょっと手こずったけども。


ここで突如フクロウが出てきて
『もうワシの出る幕はないのぉ』と言ってきた。

ちょっと寂しい気もしたが、しかし……

思えば今作は妖精がナビってくれていたから、
そもそもこのフクロウの出る幕は最初からあまり無かった気がする……


戦闘面では特に苦戦した場所は無かったかな、
鉄の重装兵のダメージが凄くてビビったけど、わざと柱を壊させて回復したりしていたな。

ボスも今までの苦戦度からしたら今回はそこまででもなかった。

時の神殿~

ここで、衝撃の事実と共に過去に何があったかが明かされる


ここで得られたアイテムは、何と……

今回のゼルダはパルテナの鏡の三種の神器をなぞらえているかのようだった。


そしていよいよラストダンジョンへ。

ラストダンジョンは、んーー……

思ったほどの広さではなかったかな、色々と越えるべき難関はあったけど、
総じて規模感は一つのダンジョンにも満たないんじゃなかったかな?

解くのに時間がかかった氷のパズルや火のところなど
苦戦したところが何か所かあったが、
何回かやり直しになって突破に時間を要しただけで、死ぬようなことは無かった。

まあ今までの謎解きのおさらいというか総結集みたいな感じか、
特別真新しい謎は無かったし強い敵もいなかったので、
印象としては『こんなものか』とちょっと物足りなく思えた感じだった。


一通り突破して、ついにラスボスの元へ。

しかしこういうのを見ると今作に限らず大概のRPGで思うことなんだけど、
主人公が頑張ってラスボスの元へ向かっている間
ラスボスって一体何して待っているんだろう?

作によっては最深部で主人公の到来に備えて魔石とかで力を蓄えていて
『遅かったな……すでに私の体内には神をも凌ぐほどの魔力を注ぎ込んでおる……』
とかなるんだけど、
本作のラスボスはのんきにもピアノを弾きながら待っていた。

他に待ち方は無かったのか。


だが余裕をかましていただけあって、ラスボスは強かった……

というより戦いづらかった。

戦い方が初め全然分からずひたすらにライフを消耗していたし、
戦い方が分かっても思うように戦えず、
何度耳障りな「ハァーーッハッハッハッハッ!!」を聞いたことか!


ドラマチックな展開を経て、
何とか一回もゲームオーバーにならずエンディングを迎えることは出来たが……

いやしかし焦った展開だったなー、
瀕死寸前で戦闘的にもドラマチックな勝利だった。


後になって攻略を見て気付いたが、
自分、かなりのサブイベントをすっ飛ばして進んでいた

パッケージではリンクが馬に乗っているけど、自分馬なんて手に入れていないし
エポナの歌も『これ一回も使い道無かったぞ?』って感じだったし…

謎の薬屋や謎の研究所は謎のままだったし、ミニゲームもほとんどクリアしていないし、
ハートの欠片も20個くらい取り忘れているんじゃないかな?
スタルチュラも60個ちょっとしか集めていなかった。

強い剣とか防御力アップとか知らん!という感じだったし、
よく初見でラスボス倒せたもんだ。

あ、でもゲルドの修練場は突破した。


しかし今作はサブイベントを楽しむにしてもとっかかりが少なかった気がする……
移動も徒歩で楽ではなかったので、せめて馬だけでも簡単に手に入る仕様にしてほしかったなあ

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