ファイナルファンタジーIII(DS)の展開

51.ファイナルファンタジーIII(DS)の展開

ファイナルファンタジーIIIの展開

FF3はFC版で2・3回クリアしたことがあるので特に目新しい展開はないものの、
今回主人公がキャラクター設定が行われたために、
主人公って男?女?で悩まなくて済むようになった。

というかFC版の設定って元々男4人の設定だったのね……

グラフィックによっては女の子っぽいグラ(白魔導士とか)もあったから、
勝手にこっちの勝手な解釈で女の子もいる設定で進めていたよ。

グラフィックはカクカクだし、音楽はちょっとしょぼめだし、
初っ端からゲンナリしてしまったけども、
ひとまず大好きなFF3ということで、
カズス→サスーン城→封印の洞窟→ドラゴンの住む山と順調に進めた。

敵は初っ端から強く、カズスにあった鉱山に好奇心で行ったら
スケルトンによって全滅の憂き目に遭ってしまい、敵の配置凶悪だろ!と思ったけど、
考えてみたら原作が元々凶悪なんだった。

とはいえここまでは特段苦戦する場面はなかったけど、
オーエンの塔やハインの城あたりから雑魚敵だけでも厳しくなってくる。

このへんは淡々と進め過ぎていて正直あまり記憶に残っていないな…

ただ、改悪だったと思っていたこのリメイク版も、
浮遊大陸~水の洞窟までの流れはさすがに凝っていて、専用のビジュアルが用意されていて
ルーネスが『何だこれは…』とか声を漏らしていて『おおっ!』と思ったのを覚えている。

世界がモヤがかっていて、まるで異世界に来てしまったような風景で
カオスで虚無感のある世界観がよく表れていたと思う(ちょっと誇張表現し過ぎな気もしたけど)。

このあたりは本作で一番印象深く
エリアの最期のシーンは結末が分かっていたにも関わらず不覚にも泣けてしまった

ずっと眠り続けていて、せっかく目覚めたと思ったら短い時間で、
そして短い生涯を閉じてしまうことになるとは…

FFシリーズの中でも屈指の悲劇のヒロインに入ると思う。

ファイナルファンタジーIII画像3

大陸がようやく浮上し、訪れた最初の町のアムルは意識してかしてないか、
エリアがいなくなった虚無感を煽るような、どこか寂しげで優しげなテーマとなっている。

フィールドを適当にぶらついていたら、
ゴールドルの館の前の底なし沼に落ちてゲームオーバーになってしまった笑

飛空艇を取り戻してからは大分行く場所が自由になるが、
サロニアの上空を通りがかると急に砲撃されて、飛空艇が撃ち落されて木っ端微塵に。

うわぁぁぁ……俺の飛空艇!!

一度撃墜されたらもう後戻りできなくなるし、
何の予兆も無いので、セーブしてないとそのまま進めていいものかどうか不安になる箇所。

そしてこの先は本作屈指の難所、ガルーダ戦が待っている。

竜騎士四人揃えて戦えば乗り越えやすいとは分かってはいつつも、
1・2回全滅してしまったが、何とか突破。

まったく、空を通りがかるだけで撃墜されるとはとんでもない国だ。

ここまで、パーティーは主にナイト・モンク(空手家)・白魔導士(導士)・風水士で来ていて
召喚士を使うことはほぼ無かったが、カタスト・リバイア・バハムルは入手しておいた。

ドーガとウネの戦闘は、ウネの方が辛かったな。

ラストダンジョンに向かうまでの8体の像では、
ここでも普通に突っ込んで行こうとしたらゲームオーバーになってしまった笑

このあたりはリメイクされてもシビアだね。

さて、本作のトラウマ的箇所であるラストダンジョンだが、ここは相変わらずキツい。

禁断の地エウレカも含めて一気に行こうとすると3時間はかかるので、
全滅すると投げ出したくなること請け合い。

実際、エウレカは突破後だったがラスボスでやられてしまい、
2時間以上の努力がパーになった時はしばらく手が止まってしまった

ザンデと戦うまでにやれるだけのことをやって、
レベルも上げるだけ上げておいてから挑むのが吉かと思われる。
(ちなみにクリアしたデータはレベル54、クリア後は57になっていたので、
上げに上げておいても行く途中にもレベルは上がっていく)

ザンデは正直強さ的にはそこまででもなかったな。

それより三回攻撃してくるケルベロスや、トルネドやクエイクを使ってくるエキドナの方が脅威だった。

そして、ラスボス。

正直、ラスボスは本体と触手と別々に攻撃できることを、
攻略を見るまで知らなかった……


暗闇の雲といえば波動砲のイメージだけど、
初めは打撃しか使ってこないので『こんなもん?』と拍子抜けしていたら
後半バンバン使ってきて、しかも触手も攻撃してくるので回復を使ってもこらえきれず、
遂には全滅……

触手め……

触手の『いかずち』め……

あれがなければ、波動砲だけでやられることは無かったんだ!

気を取り直して(大分日が経った後に)再チャレンジして、
二度目も何とかザンデや四匹のボスにやられることなく、ラスボスまで到達。

今度はちゃんと触手から攻撃。

臭い息を使われたりもしたけど、全員リボンを装備しているおかげで何の影響も無し。

どんなリボンだ。

触手を倒して本体だけにしたおかげで、波動砲を使われても大分戦闘は楽になった。

楽になったとはいえ二回攻撃なのでそれでも安心はできなく、
これにプラスいかずちとか初めから無理ゲーだったんだとは思ったが、
何とか今回は撃破!無事、クリアできた。

リメイクとはいえ原作がFC版なので、エンディングはわりとあっさりしたもんだったけど、
クリアした嬉しさというよりやっと終わったというホッと一息感の方が勝っていたかな……

もっと全身全霊込めて、原作の良さを上回るほどのリメイクを見せて欲しかった。

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