妖怪ウォッチ2 真打(3DS)の展開

45.妖怪ウォッチ2 真打(3DS)の展開

妖怪ウォッチ2 真打の展開

まず、自分はゲーム版の妖怪ウォッチをプレイするのは本作が初めてである。
アニメ版はDVDの一つ目を観たのみ!

なので、ウィスパーやジバニャン、バクロ婆などの初期に出てくる妖怪は知っているけども、
他の要素は一切知らない状態のプレイなので、あしからず。

まず、初っ端主人公の名前を決めるところから始まるんだけど、
ビジュアルはどう見てもアニメ版の主人公のケイタ…

だが、ためらいもなく『あすと』と記入。

冒頭、突然妖怪ウォッチを身につけて寝ていたケイタの前に謎の老婆達が現れ、
妖怪ウォッチを消してしまうところから始まる。

んん?

自分はこのゲームはアニメ版とはまったく別、アナザーストーリー的なものだと思っていたんだけど、
どうもそうではないらしい……

ジバニャンやウィスパーの存在を知っている(初めは忘れていたが…)ところを見ると
アニメ版を踏襲したお話になっているのね。


そして、最初のクエストとして元祖か本家どちらかのおまんじゅうを買うことになる。

どっちがどっちやらよく分からんかったけども、つぶあんかこしあんか……

どっちでもいいと思ったけどつぶあんかなと思い、元祖の方を購入笑

基本的に、クエストはどこに行ったらいいかが地図上で分かるようになっていて、
久しぶりにプレイしても迷うことはない親切設計。

そして、メインのストーリーが進められるキークエストとは別に、
ストーリーには関係ないサブクエストが用意されていて、こちらは自由にプレイするかしないか選べ、
総じてスカイリムのようなシステムとなっている。

妖怪ウォッチのレーダーを使ってジバニャンを探すことになったんだけども、
レーダーの見方がイマイチよく分からない……

交差点をグルグル回りながらひたすらレーダーを色んなところに向けていたら(怪しい)ようやく発見。

そして初めてのバトルを経て、かたづ家来と友達になる。


一つ一つのおつかいをクリアしていく要領で先に進めていくと、ガチャマシンを回すことになり、
三種いる妖怪の中から一体だけ仲間に加えることが出来るようになったんだけども…

うーむ、どうもポケモンを彷彿とさせる流れだな。

回復が得意なバクロ婆か、とりつきが得意なじんめん犬、物理攻撃が得意なグレるりん。

んーーー、どれも知ってる妖怪だけどイマイチどれも仲間にしたいと思えない笑

とりあえず回復の存在は大事だろ、とバクロ婆を仲間に。

その後、あせっか鬼バクを仲間にした後に初の中ボス戦が訪れたんだけども、
むむ、む……

思ったより手強いじゃないか!!

子供向けのゲームだから難易度は大したことないだろ、とタカをくくっていたんだけども、
思いのほか苦戦する……ポケモンよりもしかしたら難易度は高いかも?

それからお婆ちゃんの家へ遊びに行く名目でケマモト村に行くことになったんだけども、
今までのところストーリーは大きな起伏はない。

主人公が夏休み中で、妖怪達と色々と関わっていくことになるが
基本的にほんわかとした流れで、小学生らしく夏休みを満喫している感じ。

妖怪もコミカルなキャラばかりなのでおどろおどろしさはカケラもなく、
ファンタジーライフのような優しい世界観を感じた。

ちょっとずつ展開がシリアスになってくるのは過去に行けるようになるあたりからで、
初めはうんがい鏡が友達になって街と街の間を自由に一瞬で往復できるようになり、
(便利といえば便利だけどこんな楽さを覚えてしまったら
堕落した大人になってしまいそうだなー)と思っていたら
過去と現代を往復出来るうんがい三面鏡までが現れ、驚き。

何でもアリになってきて興ざめな気も。

時空を超えるとか妖怪ができる範疇を超えている気がするが……

妖怪ウォッチ2 真打画像3

話は、妖怪大合戦という壮大な話から、一気にラストへと向かうことになる。

一連の流れの中で、特別苦戦した戦いや難所などはなかったが、
唯一、10回近くリトライするほど苦戦したのが最終のラスボス。

こいつは凄まじく強かった……
とてもちっちゃな子どもがプレイしてて倒せるとは思えない、激辛仕様

戦闘はオートバトルだがユーザーはまったく気の休まる暇はなく、
状態異常や戦闘不能を回復させたり、敵の邪魔をしたり、アイテムでサポートしたり、
必殺技を使わせたり、仲間の隊列を変えたり、リアルタイムでハードな指さばきが求められる。


まあ苦戦したのは自分のパーティーに問題があったのかもしれないけども……

何せ
ジバニャン、
バクロ婆が進化したババァーン、
バクが進化したおバク様、
かたづ家来が進化したアライ魔将、
ひも爺……


無謀にもほとんど初期メンバー!!


そして考えてみたら、
ラスボスが老婆で、こちらのメンバーもお爺さんにお婆さん、猫とか……

高齢者同士のラスボス戦とか物凄くシュールであることに気付いた笑

印象に残ったシーンといえば、まずは何と言ってもジバニャンの過去の話

真相を知った時は不覚にも涙してしまった。

あとはウィスパーの過去の話もそれなりに良い話だったな。


食事をする際のミニゲームも細かいところに遊び要素が入っているなーと思った。

あとはてれってれってーてれ!ガッツ!を繰り返すシーン笑
最初は簡単だなと思っていたけど、最後のアドリブには対応できず何とか突破という感じだった汗

サブクエストでは自転車で街を一周するマリオカートみたいなミニゲームや、
宝の地図でお宝探し、電車のスタンプラリー、いきもの係の恋バナ、などなど。

総じて、色んな他作のテイストの寄せ集め的な印象を持った作だった。
一番要素として強いのがポケモンファンタジーライフ
ケロロ軍曹も入っているかも。

キャラはジバニャンはもちろんだけどフユニャンが好きだったなー、
浮遊霊が語源と知ってなるほどと思ったけど、
初めは冬ニャンかと思った(身体も冬っぽい青色だし笑)

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