45.妖怪ウォッチ2 真打(3DS)レビュー・感想・評価
■タイトル:妖怪ウォッチ2 真打
■発売日:2014年12月13日
■開発元:レベルファイブ
■発売元:レベルファイブ
■定価:4,600円(税別)
■個人的ランク:B
プロローグ・あらすじ
これは妖怪ウォッチ誕生の物語。
いつもと変わらない日常を送っている主人公。
しかしその手には「妖怪ウォッチ」がない!!!
と、そこに、事情を知る新たな妖怪が現れる…
妖しい2体の妖怪が妖怪ウォッチを消してしまう!
無事(?)、ジバニャンやウィスパーと再会した主人公は、
「妖怪ウォッチ」誕生の秘密を探るべく、
過去へとタイムスリップするのであった!
本作の見どころ
- ・コミカルな世界観の中、大人も子どもも楽しめる絶妙なゲームシステムがとられている。
- ・ウィスパーのドラマチックな過去話など、本作ならではのストーリーが盛り込まれている。
- ・アニメを見ていなくても楽しめて、次に行くところが分かるのでサクサク進めることが出来る。
- ・あちこちにあるやりこみ要素。通信機能で対戦を行うことも出来る。
妖怪ウォッチ2 真打の総評
まず、本レビューは妖怪ウォッチゲームシリーズで自分は本作が初めてのプレイであることが前提です。過去の作品をプレイした人からは、内容が前作とほとんど変わらない、追加要素が多少あるだけ、などの不満点が噴出しているようなので、購入を考えている方はそのあたり一考した方が吉かと思われます。
さて、個人的な総評としては、思っていたよりは楽しめた一作だった。戦闘はオートバトルだが、プレイヤーはただ見ているだけではなく色々と戦う妖怪達のサポートが必要で、ボス戦では慌しくサポートをしないとあっという間に全滅してしまうこともあるので、わりと歯応えのある難易度となっている。ストーリーに詰まることはほとんどなく、一本の筋道を進んで物語を楽しみながらラストへ向かう、しっかりRPGRPGしている。感覚としては雰囲気的なものもあるが、ポケモンと少し近い。色んな要素をごちゃ混ぜに詰め合わせた感はあるが、アニメテイストのRPGが楽しめれば幅広いユーザーが楽しめそう。そして個人的にはオープニングテーマが大のお気に入りになった一作だった。
■関連商品
妖怪ウォッチ2 真打の音楽
妖怪がメインのアニメが大元ということで、世界観に則った和風・コミカル・おどろおどろしさのある軽快なテーマが多く、質もどれもかなりしっかりとしている。まず何と言っても一番のお気に入りはダントツでオープニングテーマだが、最終ラスボスのBGMも和風のテイストを残しつつもラスト感ある壮大なテーマで好きな一曲。硬派な迫力とは縁遠いが、戦闘曲はどれもクオリティは高いと思う。ナギサキ村の音楽や、過去のケマモト村の音楽も雰囲気が出ていてそこそこ好み。
妖怪ウォッチ2 真打のシステム
まず特徴的なのが、戦闘がオートバトルであるところ。しかしユーザーはリアルタイムで戦闘のサポートを行わないとならないので、わりとせわしない。
難易度は、ストーリーの目的地が逐一マップ上に表示されるので迷うことはまず無く、快適にサクサクと進めるが、戦闘に関してはボス戦がかなりシビアで、小さな子どもにはちょっと…いや、かなり厳しいかもしれない。特にラスボス戦は大人ゲーマーでも舌を巻く難易度で、手に汗握るシビアな戦略が求められる。
通信対戦やすれ違い通信があったり、細かいサブクエストがあったり、色々とやりこみ要素があるが、プレイ時間は特別やり込まなくても30時間弱くらい遊べるほどほどのボリューム。
基本的にはストーリーを楽しみながら仲間を増やし、お金でアイテムを購入して強い敵を倒していくオーソドックスなRPGスタイルに則っている。
次ページでは本作の展開(感想・レビュー)を紹介
※場所の名称や人名、大雑把な展開を記載。物語の核心や人物の生死等、重要と考えられる要素は記載していませんが、多少のネタバレを気にしない方、またはプレイ後の閲覧をお勧めします
- 1
- 2