世界樹の迷宮IV 伝承の巨神(3DS)の展開

25.世界樹の迷宮IV 伝承の巨神(3DS)の展開

世界樹の迷宮IV 伝承の巨神の展開

これまでの作同様、ゲームを始めたらまず5人のプレイヤーキャラを作り、職業を決める必要がある。

この職業というものがゲームの流れにおいて最重要項目なので、
どんな戦闘でも対応出来るようにバランスの取れた組み合わせを考えなくてはならない。

ちなみに自分は、ソードマンフォートレスダンサーメディックルーンマスターという
ドラクエで言う勇者・戦士・僧侶・魔法使いのような
オーソドックスなバランスのパーティーにした。

今作初登場のダンサーは補助的な役割を持つアタッカーとして使えて、複数回攻撃したり
味方の追い討ち攻撃をしたり、全員のHPを回復させたり、色々と使い勝手が良かったように思う。


パーティーを組んだら早速迷宮に突入することになるわけだが、
今までの作より色々と勝手が変わっていた点が新鮮に感じられた。

具体的に書くと
・敵が3D化され、派手なアニメーションが入るようになった点
・気球パートがフィールド的な扱いになっていた点
・迷宮は小迷宮とメイン迷宮に分かれ、大きさや深度もそれぞれ異なっていた点
・迷宮内部は敵を利用して道をさえぎった木を破壊させて先へ進んだり、自分の居る位置がループしたり、
 色々とロケーションを生かしたギミックが施されていた点

などで、飽きの来させない配慮を製作側からダイレクトに感じた思いだった。
それが功を奏したのか、今作は特に中だるみもなく一気にラストまで行くことが出来たように思う。

世界樹の迷宮IV 伝承の巨神画像3

前作から搭載された副職業的なサブクラスシステムは今回も採用されていて、戦略の幅を広げさせていた。
自分はナイトシーカーミスティックなどのサブクラスを付けたのだが、
今作は『属性攻撃』『縛り攻撃』が戦闘を優位に進める上で物凄く重要で、
ミスティックはその縛り攻撃を司る職業だったので、
メインかサブかどちらかには必ず入れておいた方がいいように思えた。


シリーズ作全体的にそうなのだが、
本作をクリアするにあたって壁となるのが、雑魚敵戦よりもボス戦の方。
ステージの最後にクッパとのボス戦が必ずあるマリオシリーズのように
世界樹では迷宮の最奥には必ずボスが鎮座しているのだが、
雑魚敵戦でいかにレベルを上げ、上手くスキルを振り分け、
そのボスを倒すかを考えながら道中は進むようになってくる。

ボスは本当にどの大地のボスも一筋縄ではいかない強さを誇っていて、
レベルをある程度上げてアイテムやスキルを駆使し、
死力を尽くしてゼーハー言いながらようやく打破出来る、というレベル。

特に本作では、敵を追い詰めれば追い詰めるほど強力な技を使い始めてきて
「それ最初っから使ってりゃいいのに!」と余計なことを思ってしまうほど
後半になってから力を出し始めるボスが多い。

どのボス戦も苦戦したが、自分は特に第2大地と第3大地の苦戦が甚しかった
第2大地のボスは縛り攻撃を駆使しないと攻撃が当たらなく、
第3大地のボスはうまいこと迷宮のギミックを駆使しないと
敵がフルパワーの状態で戦ってはまず勝ち目がない。


本作のクラスで個人的なお勧めは、ダンサーミスティックルーンマスター
ダンサーは追い討ちのスキルと状態異常予防スキル、回復系スキルが重宝する。
ミスティックやルーンマスターは縛り攻撃と属性攻撃のエキスパートなので
ボス戦において大変重宝される。
むしろこの二つのクラス無しに先へ進めるのだろうか?というレベル。
ルーンマスターの無属性全体攻撃スキルは雑魚戦において最後の最後まで使えるので、
必ず修得させておきたい。

エンディングを迎えた後には、シリーズでは恒例となる追加要素がある。
自分は3竜は倒したのだが、その次に出てきた竜と虫の大ボスは相当骨が折れそうで
今作もまた投げ出してしまった

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