23.テイルズ オブ ザ テンペスト(DS)の展開
テイルズ オブ ザ テンペストの展開
主人公のカイウスとヒロインのルビアは同じ街に住んでおり、幼馴染という設定。
平和な生活を送っていたところ、突如、一人の傷付いた騎士が現れ、
父親のカイウスに赤い結晶を託して亡くなってしまう。
その後、突然魔物が村を襲ってきて、村人だけでは防ぎきれないと感じたのか
父親が突然"獣化"して魔物をなぎ倒し、
カイウスに「私は実はリカンツでお前の本当の父親では(略)」と
いきなり衝撃告白がぶっ込まれる。
まあ、主人公としては相当ショッキングな事実だったんだろうけど、
ゲーム開始直後で何の感情移入もしていない自分は驚きゼロ。
それから、その赤い結晶を求めていかにも悪そうな連中が村に訪れ、
カイウスとルビアは何とか村から脱出したものの、
カイウスの父親はリカンツとして捕まり、連行されてしまう。
なんてドラクエ4の5章仕様。
そして二人は父親救出のために旅に出るのだが……
どうも二人の会話が幼い。
まだ若いとはいえ小中学生っぽい会話の応酬で
ここで少し萎えてしまっていた。
その後、迷い度の高かった黒の森というところを突破して二人の男が仲間になるのだが、
戦闘には三人しか参加出来ないので、自分はムサいフォレストを二軍入りさせて、
ティルキスを使用した。
木のモンスターがやたらと強かった覚えがある。
![テイルズ オブ ザ テンペスト画像3](img/clear23_3.jpg)
ストーリーとしては、序盤は一本道なのであまり迷ったりすることはないが、
フィールドがやたらと広く、次の目的地へ到達するまでテクテクと歩き続けるのがしんどくて、
正直、プレイ時間10時間の大半はこの歩行時間に取られたんじゃないかと思えたほど。
戦闘もだんだんと難しくなってくるが、
レモングミやライフボトルなどのアイテムを持てるだけ持っておくと、後々の戦いが大分楽になる。
特にキツいと感じたのが、
北の門と東の門の間に出てくるエレノッサスというイノシシだかサイみたいなやつ。
北の門で装備を整えていない状態で戦った自分は、あまりのそいつの強さに驚愕して
「つっ……TSUEEEEEEEE」となり何回か全滅したりもした。
このあたり、中盤くらいまで来ると行ける場所が幅広くなってくるので、
行き先が迷ったりすることがあるかもしれない。
終盤は、あまりプレイ時間は重ねていなかった状況のなか、
会話の内容から何となくラストっぽいことがうかがえるようになってくるので
「ああ、もう最後なのか……」というのが分かるようになる。
ボリュームの少ないゲームであることを予め知っていればいいが、
何も知らないと「えっ……まさかもう終わり?!」となること請け合い。
ちなみにこのゲームには隠しダンジョンがあるようなのだが、自分は未プレイのまま終えた。
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