21.世界樹の迷宮III 星海の来訪者(DS)の展開
世界樹の迷宮III 星海の来訪者の展開
まず、ウィザードリィのように五人のパーソナルデータを決めて
パーティーを組むところから始まるのだが、
この五人の職業によって展開の運びやすさは天と地ほども変わってくるので
じっくり考える必要がある。
特に今作では、僧侶や神官・白魔導師にあたるような回復専門の職業が無いので、
回復担当を誰に務めさせるかというのはしっかり考えねばならない。
個人的には、ゾディアックの存在は火力的に重要で、ボス戦撃破の要として大活躍していた。
回復役としては、攻撃と回復を兼任する形でプリンスとモンクの二人が担当していた。
今作では"サブクラス"というものが後半出てきて、
基本クラスの上にもう一つ別の職業の力が加えられるので
それによって戦略性が更に増すのだが、
サブクラスは一度決めると変えられないので、これもまた慎重に決めた方がいい。
ゲームの流れとしては、ステージクリア制のようになっていて、
階層ごとにフィールドの造りがまったく異なるように出来ている。
グラフィックも、音楽も、敵も、マップの造りすらもガラッと変わるので、飽きさせない。
各階にはボスが存在していて、
それぞれ初見ではそう簡単に倒せないほど相当の強さを誇っているので、
そのステージでいかにパーティーの力を強められるかが鍵となってくる。
航海モードは、歩数制限があったり等、樹海とはまた違ったルールの下楽しめるものだが、
ゲームクリアとは直接関係はなくサブシナリオ的な扱いなので、
自分はほとんどやらずにゲームを終えてしまった。
今作は、ストーリーの流れが変わるような重要な選択肢があり、
マルチシナリオのようになっているところが面白い。
途中、無愛想だが可愛い女の子キャラが出てきたのが良かったが、
その後、その子が○○であったとことを知ってハートブレイクしてしまった。
1階層から3階層くらいまではえっちらおっちらと進められるが、
それ以降からボスだけでなく雑魚敵も凶悪な強さのものが現れ始めて、
苦戦するようになってくる。
今作もシリーズ作同様、クリア後の隠しステージのようなものがあるのだが、
その敵の強さ・ステージの凶悪さはなかなか稀に見るクラス。
特に最終最大の大ボスの難関ぶりは、個人的にメガテンのラスボス・メムアレフを遥かに超えていて、
残念ながら打倒は断念してしまった。
そういえば今作ではキャラ萌え出来るような存在がほとんど無かったが、
個人的には酒場の女の子はパッと見で言っていることがよく分からず、
あまり好めないキャラクターだったな。
個性を付ければいいってもんじゃない。
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