ドラゴンボール改 サイヤ人来襲(DS)の基本情報・見どころ・レビュー・感想・評価

10.ドラゴンボール改 サイヤ人来襲(DS)レビュー・感想・評価

ドラゴンボール改 サイヤ人来襲画像1

■タイトル:ドラゴンボール改 サイヤ人来襲
■発売日:2009年4月29日
■開発元:モノリスソフト
■発売元:バンダイナムコエンターテインメント、バンダイ
■定価:5,040円(税込)
■個人的ランク:C+

プロローグ・あらすじ

天下一武道会でのピッコロ大魔王打倒から、ベジータとナッパの二人のサイヤ人の打倒まで、
原作を忠実になぞらえたストーリー。
六人のZ戦士が地球を侵略しに来る強大な悪を迎え撃つため、各々の修行の旅に出る。

本作の見どころ

ドラゴンボール改 サイヤ人来襲画像2

  • ・台詞まわしが忠実に原作になぞらえているため、違和感無く世界観にのめり込める。
  • ・六人のZ戦士はそれぞれ様々なパラメータを自分好みに育成出来る。
  • ・原作を模したスクリーンショットが至る所にちりばめられていて演出を盛り上げている。
  • ・ゲームだけのオリジナルストーリーやアニメオリジナルのストーリーも含まれている。

ドラゴンボール改 サイヤ人来襲の総評

またも悪評から入るが…ドラゴンボールZを無理やりRPGにしたらこうなりましたという典型のような作りに思えてしまった。

システム的には悪くなかったと思うが、RPGの流れを無理やりドラゴンボールの世界にあてはめたような、時折無理のある展開も見られる。そしてやたらとクリアまでが長い。もっと凝縮した面白みに出来なかったかと、個人的にはSFCのスーパーサイヤ伝説の方が完成度が高く感じた。

ドラゴンボール改 サイヤ人来襲(DS)

バンダイナムコエンターテインメント、バンダイ 2009年4月29日

■関連商品

ドラゴンボール改 サイヤ人来襲 コンビネーションバイブル(書籍)

集英社 2009年4月30日

ドラゴンボール改 サイヤ人来襲の音楽

メロディーラインがハッキリと表れた、まとまりがあって馴染みやすい音楽ばかりだったと思う。良くも悪くもオーソドックス。既出のドラゴンボールのゲームの音楽性を踏襲したような、何となく似たテイストの音楽ばかりだった。というよりアレンジの入った、過去作の全く同じ音楽も使われていて、知っている方ならニヤリとなれる。

個人的にはサイヤ人との戦闘の音楽が大好きだった。雰囲気も出てて格好良く、いかにもボス戦らしい音楽で良かった。

ドラゴンボール改 サイヤ人来襲のシステム

グラフィックはドラゴンボールの世界観が忠実に表現されていて、違和感の無い綺麗なものだったと思える。

展開もスピーディで、ハマることなく、サクサクと物語は進んでいく……が、細かいサブストーリーが多すぎたためかやたらとクリアーまでが長く感じて、飛びぬけて劇的な展開も用意されているわけでもないので後半ちょっとダレてくるかも。自分はクリアまで20時間少々かかった。歩くのがやや遅く感じたのもあったかもしれない。

過去のドラゴンボールRPGによくあったカード式のシステムではなく、十字キーを使って歩くオーソドックスなRPGタイプで、戦闘もドラクエを横型のサイドビューにしたようなタイプ。ただ戦闘で一風変わったのが、敵から攻撃を喰らう際にタイミングよくボタンを押すと防御が発動してダメージを少し抑えてくれるというシステム。これがあったおかげで、戦闘が単調なものではなく一つ一つ気を入れてプレイできた部分があったかもしれない。

タンスやツボなどをあさったりすると色々情報やアイテムが得られたりするため、街の中を隈なく物色する展開となる。

次ページでは本作の展開(感想・レビュー)を紹介

※場所の名称や人名、大雑把な展開を記載。物語の核心や人物の生死等、重要と考えられる要素は記載していませんが、
多少のネタバレを気にしない方、またはプレイ後の閲覧をお勧めします
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