デュアルオーブ 聖霊珠伝説(SFC)の展開

09.デュアルオーブ 聖霊珠伝説(SFC)の展開

デュアルオーブ 聖霊珠伝説の展開

まず、長い長ーいオープニングからスタートする。

テロップ文字の進みも遅く、早くも不吉な予感が……

15歳の少年が、突如現れたドラゴンになぜか認められ、長老に旅に出ろとうながされるという
こちらの将来設計など知ったこっちゃないと言わんばかりの強引な展開。

そして、初めに訪れた宝箱の中からショートソードを手に入れただけで
なぜか流れるドラクエ4みたいな特別なアイテムを手にした時の音楽。

更に、初期の段階から二人の仲間が加わって淡々と旅は続いていくのだが、この頃から気付き始めていた…

エンカウント率の妙な高さと、
それにも関わらずなかなかレベルが上がらないストレスに!!

物語が淡々と続いていくので尚更気にかかりつつあった。

ただ、仲間が四人フルメンバーが集まって、
一つの山場を攻略するあたりでガラッと物語の様相が変わってくる。

そりゃもう、見ている自分自身なんだなんだ!?と目を白黒させている間に
劇的なテンポで自動的に話が進んでいった。

ドラマチックな展開の割に、
三文芝居のようなベタな会話のやり取りがちょっと気にかかってはしまったが……

でも、そのあたりからグンと飛躍的にゲームは楽しくなってきた。

戦闘の厳しさは相変わらずだが……

町の人の面白い会話もところどころ興味を惹かれた。

「ここはただ暑いだけの町ゴナールです」とか
一般の町の人を巻き込んで「わたしをしなせて!」なんてエピソードもあった。

「何もしないで生きていけるというのは決していいことではない、
それは人間をやめてしまったことと同じこと」

なんて格言めいたことを話す町の人もいた。

何か町の数もやたらと多く、町になぜか凄い力が入っていた作のようにも思えたが……

デュアルオーブ 聖霊珠伝説画像3

そしてラスボス戦後、またも三文芝居を目撃することに。

凄まじく無理矢理な大団円を迎えたエンディングだった。

あと、クリア後にあなたのプレイ記録と称して、かなーーーり無駄な自分の旅してきた記録が拝める。

うえ:10032回 ひだり:9986回……

何と十字キーを押した回数……!

もしかしたらこれ、RPG史上最もしょうもないデータなんじゃ……?

他、戦闘回数1390回、倒した敵の数3519回、死んだ数は全員足して32回だった。
ラスボスでやられては復活させてを繰り返し過ぎたんだよなあ。

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