モンスターハンター ストーリーズ(3DS)の基本情報・見どころ・レビュー・感想・評価

56.モンスターハンター ストーリーズ(3DS)レビュー・感想・評価

モンスターハンター ストーリーズ画像1

■タイトル:モンスターハンター ストーリーズ
■発売日:2016年10月8日
■開発元:マーベラス、カプコン
■発売元:カプコン
■定価:5,800円(税抜)
■個人的ランク:B

プロローグ・あらすじ

モンスターライダーとは…
『モンスターと絆を結びし者たち』のこと。

ライダーは「絆石(きずないし)」を介して、
モンスターと絆を深め、
秘められた能力を目覚めさせることができる。

物語の始まりはライダーの村。
村はハンターたちの社会から遠く離れ、
閉ざされたところにある。

主人公は村長から絆石を授かり、
与えられた試練を乗り越えてライダーとなる。

やがて、相棒であるナビルーと共に、
ライダーとして成長を重ねた主人公は、
村の外の世界へ旅立つことを決意する。

本作の見どころ

モンスターハンター ストーリーズ画像2

  • ・モンハンで馴染みのモンスターを仲間にして共闘できる、モンハンとは一風変わった楽しみ方が出来る。
  • ・王道的なストーリー。モンハンテイストを損なわずして、親しみやすい展開が繰り広げられる。
  • ・子供でも取っつきやすい、可愛らしいグラフィックに分かりやすいシステム。万人向けの内容となっている。
  • ・レアなタマゴ集めやライドアクション、オトモン探検隊、オトモンの育成など、RPG要素を盛り上げるシステムが多い。

モンスターハンター ストーリーズの総評

この作を一言で評するなら『なかなかに面白かった』に尽きる。並の面白さかと言えばそれ以上だし、物凄く面白かったかと言えばそこまでではない印象。かなり丁寧に作られていて、完成度は高い方だと思うが、総じて『子供が好きそう』とも『ポケモンに似てる』とも感じる世界観は、個人的なツボではなかった。

ストーリーは王道的で親しみやすく、しっかりとメリハリはあってグッと来たりはしたが、大人向けな内容ではない。ただ、モンハンの世界を違う角度から楽しめる感覚は正直に面白く、今までは敵だったモンスターが仲間となって背に乗せてくれたり、一緒に戦ってくれる感動は、モンハンを知る人ほど楽しめると思う。もう少し大人向けにシフトして、内容を掘り下げてくれたらもっとハマったんじゃないかと思う。

モンスターハンター ストーリーズ(3DS)

カプコン 2016年10月8日

■関連商品

モンスターハンター ストーリーズ Ver.1.2更新版(3DS)

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モンスターハンター ストーリーズ 公式ガイドブック(書籍)

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モンスターハンター ストーリーズの音楽

音楽はモンハンのテイストをしっかりと受け継いでいて、曲を聴くだけでもモンハンを彷彿とさせるほど。オーケストラ調の質の良いサウンドでどの曲も聴き心地はいいが、正直、テイストがツボじゃないせいか『これだ!』という心に残った曲はほとんど無かった。聴けば『ああ、こういう曲だったな』と思い出すくらいの感覚。ただ、場面ごとに実に多彩な曲が用意されていて、曲数の多さはかなりのもの。

モンスターハンター ストーリーズのシステム

まず、冒険の主体となるのは主人公ただ一人。オトモンとしてモンスターを仲間には出来るが、(当然)会話は出来ないし、戦闘も基本指示は出来ないので、純粋に戦力としてのみの存在となる。武器や防具を購入して・あるいは作成して、強化して、モンスターに挑んで、という流れは従来のモンハンと同様だが、戦闘はコマンド式・ターン制で、レベルやステータス等の概念があるところがRPGとしての本作の特徴。難易度はそう高くないが、後半は全滅してしまいそうなシーンがいくつかあった。戦闘の特徴としては、3すくみとなるじゃんけんの形のような基本攻撃があったり、オトモンと基本攻撃が揃うとダブルアクションが発動したり、時折単純なボタン操作が求められるミニゲームが起こったり、シンプルながらも凝ったシステムとなっていて飽きさせない。

ストーリーは王道的・万人向けでそれだけだと単調とも言えるが、サブクエストやオトモン探検隊、タマゴ集めなどのサブ要素が全体をサポートしている。

次ページでは本作の展開(感想・レビュー)を紹介

※場所の名称や人名、大雑把な展開を記載。物語の核心や人物の生死等、重要と考えられる要素は記載していませんが、
多少のネタバレを気にしない方、またはプレイ後の閲覧をお勧めします
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