101.OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)(Switch)レビュー・感想・評価
■タイトル:OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)
■発売日:2018年7月13日
■開発元:スクウェア・エニックス
■発売元:スクウェア・エニックス、アクワイア
■定価:7,480円(税込)
■個人的ランク:B+
プロローグ・あらすじ
主人公は、「8人」の旅人たち。
物語の舞台となるのはオルステラ大陸。
きみはその1人として
この世界を自由に旅することができる。
生まれた場所も旅の目的も
そして特技も異なる8人ーー
はたして君は
どのような旅を体験するだろうか?
旅立とう。きみだけの物語へーー
本作の見どころ
- ・ドット絵と3DCGを組み合わせた、懐かしくも新しいグラフィック
- ・ブレイクとBPを駆使した程々に戦略性のあるバトルシステム
- ・主人公それぞれ異なる旅の目的がラストに収束するストーリー性
- ・無駄を省き、サクサクと進めることが出来る今時の仕様
OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)の総評
まず、想像通りに見応えあって楽しめたのがグラフィック。見慣れるとそれが普通にも感じてきてしまったが、奥行き感だったり、雪の表現だったり、立体感が馴染みやすいドット絵ながらも見応えあって感じられた。
主人公はサイラスを選んで始めたが、推理物のような展開は個人的に好みで楽しめた。一通り終えてみると、正直個々のストーリーはわりと淡白気味に終えたような印象はあったが、サイラス編の意外な黒幕、トレサとレオンの出会い、プリムロゼ編のラスト、アーフェンの考えさせられる医療の概念、テリオンとコーデリアの関係など、ポツポツと楽しめた要素があった。一番好みだったキャラはテリオンで、戦略的な理由もあるがサイラス・オフィーリア・テリオンは大体スタメンで活躍していた。ブレイブリーデフォルトや真・女神転生を彷彿とさせるバトルシステムも面白かったが、誰もブレイクできる人がパーティーにいなかった場合など、雑魚敵戦でも面倒くさくなった時が多々あった。
マイナス点としては、個々の物語のオムニバス集的な展開でシナリオの主張が散らかったような印象があったところ、基本的にどの主人公の物語もシナリオ構成は一緒なので単調に感じられたところ、時間の使い方がレベル上げに使う部分が大きかったところ、あたり。8人の主人公ということでサガシリーズを彷彿とさせるが、主人公の選択で大きく物語が変わるような要素は無く、『自由度』という意味では期待すると肩透かしを食らうことになると思う。フィールドも無いので世界の広さを感じるには厳しい面もあった。グラフィックの良さに助けられていた部分は多々あったと思う。
総じては、オーソドックスなRPGとしては並以上には楽しめた反面、怪物作と呼ぶまでには至らなく感じた評価となった。
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