100.エルミナージュII ~双生の女神と運命の大地~(3DS)レビュー・感想・評価
■タイトル:エルミナージュII ~双生の女神と運命の大地~
■発売日:2017年3月23日
■開発元:スターフィッシュ
■発売元:ジョイフルテーブル
■定価:2,500円(税込)
■個人的ランク:B
プロローグ・あらすじ
大地の女神フィオナと『八つの神具』によって
長らく守護されてきた世界『フィーナス・ラーデ』。
そのフィオナの神官でもある女王ラグナスティアが治める『ビステール』は
人々が平和に暮らす楽園と呼ばれていた。
しかし、ある日、女王が見た夢にフィオナが現れ、
聖礎コントラキオに出現した太古の邪霊が大地を侵食する事、
八つの神具と女神の証が霧散する事を告げる。
それを予告するかのように、各地で暴れ出す闇の眷族。
女王は聖礎コントラキオに兵を送るが、兵は戻らず、不安ばかりが募る。
そして、一人の兵士が半死半生でビステールに帰還し、
コントラキオに女神フィオナの名が無いことを告げる。
大地が邪霊に奪われ、世界が闇に覆われる。
しかし、女王は王家に伝わる古い言い伝えを思い出す。
「…聖礎に名を刻むものならば、八つの神具を集めなければならない…」
女王は国民、軍、冒険者達に御触れを出す。
「八つの神具を全て集め、コントラキオに女神フィオナの名を刻むべし。
さすれば、その者の願いを全て叶えましょう。」
かくして、各地より冒険者達が集まったのであった。
本作の見どころ
- ・ウィザードリィライクながら、カジュアルでとっつきやすい雰囲気の3DダンジョンRPG
- ・自由度が高く、レベルが4桁に到達できるほどのやり込み要素がある
- ・登場人物に人間味があり、サブクエストの一つ一つにも物語性がある
- ・フェイスロード機能・結婚システムなど独特な新要素が搭載
エルミナージュII ~双生の女神と運命の大地~の総評
想像通りに楽しめたウィザードリィライクの3DダンジョンRPG作。前作を知っているので相応の期待はしていたが、期待通りの面白さだった。ただ面食らうほどギャグ要素が強く、登場人物に人間味もあり、そこは良い意味で意外だった点。一人一人にエピソードがあり、数多くあるサブクエストの一つ一つにそれぞれ物語性があったのもやりがいがあって良かったと思う。全然関係ない場所にいる登場人物同士が知り合いだったり、他種族同士でも繋がりがあったり、色んな種族の生物が繋がり合って世界を構築している様が感じられて、そこは凄く良いと思えた点。ゲームとしても、最初の方は難易度が高くてやられてばかりで厳しかったものの、強くなってからはサクサクと進められるようになり、カタルシスが得られたのも良いところだった。
マイナス点は、まずリセットした後のタイトル画面のロードが長いところ。リセットゲーなので(個人的に誰一人死なないノーミスクリアを目指していた理由もあるが)そこは払拭してもらいたかった。あとは謎解き要素が多いのはいいが基本的にヒントが少なく、攻略に頼らざるを得ない点。昔のゲームなのもあるがチュートリアルがほとんど無いので、説明書か攻略に頼らざるを得ない内容もあるが、本作はダウンロード購入作なので説明書をパッケージに含んでもらいたかった。
前述した通り難易度は高めで、何も考えずに適当に進めているとザクザクやられるので、最初の方は根気が必要な作だと思う。だが、どこでもセーブできるのが物凄く強みで、一つ一つ戦闘をこなしていけば着実に強くなってはいけるので、サブクエストの物語を一つ一つ楽しみながらダンジョンのマップ作りをしていけば自然とハードルは超えていけると思われる。クリア時間は8割がたのサブクエストをこなした状態で45時間ほどだった。
※本作は『クリア後からが本番』と言われている作であり、今現在は未プレイだが、プレイ後に評価は大きく変わる可能性があるので、その場合は追記していきたい。
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